皆さんこんにちは、シグノです。こちらの記事はだいぶ久しぶりになってしまいましたが、ガジェットのレビューをしていきたいと思います。今回レビューしていくのはこちら、
暗くて見えにくいですが、現在記事を書いているパソコンを接続しているモニター、「ASUS ProArt PA279CV-J」です。このモニターの特徴としては、
- 4K解像度による高繊細なディスプレイ
- ベゼルレスな今風デザイン
- USB-Cによる画面出力・充電に対応
- SRGB100%の広色域
- 必要最低限レベルだが、スピーカー搭載
が挙げられます。ということで、それぞれのポイントについて解説しながらレビューしていきます。
1. 購入のきっかけ
先月パソコンを買い替えてからしばらく使ってみたところ、有機ELかつ高解像度な画面がこんなに見やすいのかと感動し、その環境をもっと大画面で使えないものかと私は思いました。そこでモニターを4Kのものに買い替えることを決意し、
- 4K(3840×2160)
- IPS液晶
- USB-C、DPを搭載
- なるべく有名メーカー
という条件で探したところ、こちらのモニターになりました。
2. 開封
この箱ですが、横幅が65cmくらいあるので結構大きいです。箱の置き場所には気を付けましょう。箱下部の模様はASUSのProArtシリーズのロゴです。モニターには書いてありません。
付属品は以上の通りです。少しスタンドが大きいですが、サウンドバー(Creative Stage Air V2)を置くとちょうどいい感じになりました。また、スタンドは高さ調整と一通りの回転には対応しています。縦画面にもできるので、自由度はモニターの中でも最高クラスです。
ケーブル類は、USB-C(1.5mくらい)、電源ケーブル(デスクトップパソコンと同じ)、DisplayPort(1.5mくらい)になります。私は以前使っていたアイネックス製極細ケーブルと新たに買ったUGREENのDP1.4ケーブル、Thunderbolt4ケーブルを使いました。
3. 外観
モニターの外見はこのような感じです。シンプルな感じが私の好みですが、それでいて3辺が狭額縁なのがかっこいいですね。写っていないですが。ただ、画面下部に目盛りが書いてあるのは別になくてもいいと思いました。
私が特に気になったのは、モニターの設定をするボタンの操作性の悪さ。デザインを重視するためにボタンには何も書かれていませんが、これが思ったよりも混乱します。慣れるまではとにかくストレスフルなので、後継機ではジョイスティックにしてほしいと思っています。
4. 画質・使い勝手
画質ですが、初期設定だとちょっと黄色すぎると思います。目にはやさしいですが、ガンマの値を少し上げたほうが有機ELの表示に近づきます。あと最近のIPSパネルは綺麗ですね。これまで使っていたのが2013年製のIPSモニターだったのですが、明らかに鮮やかでノートパソコンのモニターとの色が近いです。昔のモニターを使い続けている人は、最近のモニターに変えるだけでも色の変化を感じることができると思うのでお勧めです。あと4Kはドット感が一切ないし文字が滑らかだしゲームは綺麗なので全員に義務付けたいくらいです。
OSDはこのように、右に進みながら選択するタイプになります。右下のチェックマークと下マークが近いので最初はよく間違えました。sRGBモードはノートパソコンのやつとほぼ同じ色でいい感じですが、現在はマニュアルモードで有機ELの見た目に近づけてあります。私は画像の見え方にこだわりがないので。
音質は正直言って…、4Kが勿体なくなるくらいです。以前のモニターとどっこいどっこいなので、AUX端子に対応したサウンドバーやスピーカーを使いましょう。私はセットアップを済ませてからすぐにハードオフに行き、3300円で中古の「Creative Stage Air V2」を買ってきました。
↓音がいいけど、この値段(6480円)ならPebble V3のほうが私は好き。
5. 総評
このモニターを一通り使った感想としては、「色にこだわりがあるけど10万以上はさすがに払えない」という人や、「モニターには失敗したくないけど、DELLは面白くない」という人にお勧めできるモニターだと感じました。ほかのモニターにない特徴があるかと言われれば無いけど、スピーカー以外で80点以上を取ってくるモニターなので、無難な4Kモニターが欲しい人は買ってみてください。ただ、FPSゲーマーにはお勧めできません。ガチでゲームをする人は同じ値段でフルHD、24.5インチ240Hzモニターを買いましょう。
↓今回紹介した商品(購入時43800円)
↓ガチゲーマー向け(44500円)