冒険者シグノの活動報告書

ガジェオタ大学生のブログ

【勝手に編集】大物YouTuberの小説を添削してみた【ゾッ帝 禁断の森へ】

 皆さんこんにちは、シグノです。

 今回は(まだ2つ目の記事ですが)、ガジェット関係なしの内容となっています。ご了承ください。

 

 さて、私は先日ある動画(大物YouTuberの小説を3Dアニメ化した作品)を拝見し、こう思いました。

『この文章を添削したらどれくらい面白いだろう』

 はい、自己満な考えです。ですが、やってみると結構面白かったんですよね。ということで、今回は私が添削した文章を見てもらおうと思い、この記事を書きました。

 それでは本編、どうぞ。

 

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 ある雨の日、オレと幼馴染のネロは禁断の森の奥で三匹の狼の様な魔物に追いかけられていた。

 

 鼓動は高鳴り、オレは冷や汗を背中に掻きながら、息を切らして魔物の方を振り向く。

 

 魔物は荒い息を上げて低く唸り、涎を垂らしながら、鋭い牙を覗かせて走ってくる。

 

 

 

 この森は舗装されてないので足元がかなり悪く、オレたちが地面を踏む度に派手な水飛沫が飛び散る。

 

 おかげでオレのスニーカーは泥だらけだ。

 

 オレはぬかるんだ地面で何度もこけそうになりながら走る。

 

 

 

 その時、魔物たちの中の一体が急に遠吠えをした。

 

 

 

 あいつは一体何をしやがった?

 

 嫌な予感がする。頬に冷や汗が伝いながらも、オレは再び走り出す。

 

 腕を必死に振って走り、スニーカーが濡れるのを構わず走る。

 

 こうなりゃ、靴の心配をしてる場合じゃねぇ。 

 

 

 

 獣道の脇では、樹の陰や枝の上で紅い眼が蛍の光の様に幾つも見られる。

 

 まさか、さっきの遠吠えで仲間を呼んだんじゃないだろうな。

 

 オレの悪い予感が的中するかのように、獣道の脇からぞろぞろと魔物が出てきた。

 

 どの魔物も涎を垂らし、オレに鋭い牙を向けて吠えている。

 

 気が立っているのか、今にも襲いかかってきそうだ。

 

 

 

 嫌な目だぜ。こいつらまさか、仲間でオレを狩るつもりか?

 

 オレはまだ十一なんだ。こんなところで、魔物の餌になんかなりたくねぇ。

 

 オレは魔物を見回しながら走り、心の中で愚痴を零す。

 

 

 

 その時、オレは小石につまずいてしまった。

 

「どわっ」

 

 オレは地面に倒れそうになる。

 

 

 

 

 その時、ネロが倒れそうになったオレの手を握った。

 

「わりぃな」

 

 オレは頭を掻きながら言った。

 

 

 

 その時、オレが転びそうになった隙を突いて魔物たちはオレらを囲い込んできた。

 

 ネロはオレの手を離し、辺りを見回している。

 

 「なあ、こいつらは一体何なんだ?」

 

 そう俺が言うと、

 

 ネロはデジタル腕時計を弄り、魔物の3D立体映像を表示させた。

 

 オレは頭の後ろで手を組み、深刻そうに唸るネロの様子を黙って見ていた。

 

「ダメだ。こいつらの正体がわからない」

 

 ネロは残念そうに答えた。

 

 

 

 オレたちが話している間に、魔物たちは段々とオレたちに近づいている。

 

 オレは舌打ちして、剣の柄に手をかける。

 

 そんなオレをネロは腕を伸ばして制する。

 

「よせ。下手に動いて奴らを刺激するな。ミサの援護を待とう」

 

 ネロはオレを制しながら、警告する。

 

 「ミサはホバーボードでこの森に偵察に来てるんだろ? あいつが着くまで待ってられるかよ」

 

 オレは剣の柄に手をかけたまま、魔物に警戒しながら体制を低くし、辺りを見回す。

 

 

 

 オレたちを囲んだ魔物は、すぐに襲おうとはせずオレたちの様子を窺っている。

 

 オレは状況を把握するためにネロと背中合わせになる。

 

 

 

 

 オレは落ち着きを取り戻そうとしながら、ネロに背中合わせのまま訊く。

 

「なぜアルガスタに魔物がいるのか分かるか?」

 

 

 ネロは瞼を閉じ、

 

「わからない。もしかしたら、禁断の森に棲んでいる新種の魔物かもしれない」

 

 黒縁メガネを指で押し上げながらそう答えた。

 

 ネロは腕を組み、魔物を観察して最善策を考え込んでいる。

 

 

 

 その時、ネロのインカムに、幼馴染のミサから無線が入る。

 

「ネロ、そっちはどう?元気?」

 

 ネロのインカム越しから、偵察に来ているはずのミサの暢気な声が聞こえる。

 

 ミサはここの偵察に来ているそうだが、一体どこにいるんだよ。

 

 つうか、オレのことは無視かよ、ミサ。 

 

 

 

 そんな中、魔物たちはじりじりとオレたちとの距離を縮めて来ていた。

 

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 いかがだったでしょうか。今回掲載するにあたって、校正後の文章が非常に見づらかったので、削除された文章はカットさせていただきました。フルバージョン(訂正箇所付き)は下のリンクからご覧いただけます。

 

drive.google.com

 

 校正をした感想としては、

『こいつ物語の段取りがグチャグチャだ』

と思いました。

 今回はこの話しか見ずに添削しましたので、きっと前後の話と食い違いがあるかと思いますが、ご了承ください。(あまりにも違ったら訂正するかもしれません)

 それでは、またの~。

 

↓私が拝見した動画

www.nicovideo.jp

 

↓文章はこちらのページ内にあるリンクを利用させていただきました。

wikiwiki.jp