冒険者シグノの活動報告書

ガジェオタ大学生のブログ

ダイソーで買ってよかったもの、いまいちなものを紹介

 皆さんこんにちは。シグノです。今回はダイソーで気になっていたものを購入しましたのでそちらのレビューを行います。皆さんの参考になればと思いながら書いていきます。

1. 【良い】TWS-002

コンパクトでいいよね。

 最初にレビューするのはこちらの完全ワイヤレスイヤホンです。イヤホン単体で4時間の再生時間なので、片道1時間半の通学にはちょうどいいくらいだと思います。いいところとしては、ケースが小さいけど十分な再生時間を持つところ、接続が安定しているところ(地下鉄などは後日検証予定)、ケースの表面がさらさらしていて傷が目立ちにくいところがあげられます。一方、悪いところはイヤーピースが小さめで(Sサイズ相当)、遮音性がよくないところです。こちらを購入するときにはダイソーでイヤーピースも買うことをお勧めします。

 ちなみに高くてもいいからおすすめの完全ワイヤレスイヤホンを教えてくれという人には「earfun Air Pro 3」をお勧めします。マルチポイント接続、ワイヤレス充電などのハイエンド専用付加価値を搭載したうえで10000円ちょうどに抑えるのはさすがだと思います。もちろんノイズキャンセリング、外音取り込みも搭載しているので必要十分な機能を搭載したちょうどいいイヤホンだと思います。

2. 【微妙】リストレスト付きマウスパッド

ちょっと高さが高すぎるかも?

 次にレビューするのはリストレスト付きのマウスパッドです。これを使うことで確かに手首を動かす頻度が減って疲れにくくもなりそうな感じがしましたが、リストレストで手首が固定されるのでマウスが動かしにくくなります。また、キーボードとの高さの差が気になるようになるので、私は正直いまいちだと感じました。前から1000円くらいのものを買おうか悩んでいましたが、これを購入することで私には今のところリストレストは必要ないということが分かったので買ってよかったとは思います。なお、この記事を書いた後に処分する予定です。

 こちらはお勧めの商品は今のところありません。もっと高級なものだとすごくいいのかもしれませんが、そんなに手首の痛みに困っていないので買いあさるようなことはしません。

3. 【あまり良くない】ノートパソコンスタンド

二つを重ねてあります。

 こちらのノートパソコンスタンドですが、こちらもすぐに処分予定です。両面テープで張り付けるタイプのスタンドですが、結構分厚いせいで普通にがたつくようになります。また、スタンドを立てるとまた滑る滑る。K380にもつけてみましたが、全然使えませんでした。といっても厚さの面ではアマゾンなどで売っている同タイプのものも同じくらいなので、このタイプのスタンドはもう買いません。ちなみに、現在はMOFTのAIRFLOWモデルを使っていますので詳細は次の記事で書きます。

 ということでMOFTのおすすめスタンドを紹介しておきます。今のところゲーミングノートに張り付けていますがオーバーヒートしていないようです。

4. 【寝室には不向き】静音壁掛け時計

デザインと大きさは素晴らしいけど…

 最後に紹介するのはこちらの壁掛け時計です。カチカチという音はなりませんが、「ココココ…」という音がするので寝室に置くと集中して眠れないと思います。まあ、あくまで予測でしかないので寝てみてから考えます。

 文句のない静音壁掛け時計が欲しい人には、CASIO、SEIKO、CITIZENあたりの時計を選ぶといいと思います。

5. まとめ

 ということでレビューを書いていきましたが、私の思うダイソーなどの百均のいいところは「安く買って確かめることができる点」だと思います。これにより、私は550円を犠牲にすることによって、

  • リストレスト付きマウスパッド(1000~5000円)
  • プラスチック製ノートパソコンスタンド(1000~2000円)
  • 壁掛け時計(2000~4000円)

を試すことができました。時計はもう少しいいものを買ってもいいかもしれませんが、ほかの二つはもう買わないつもりです。あとMOFTは最高です。2000円台で買えて、貼っても収納時に邪魔にならないのが素晴らしいですね。あと目線が上がったので、首の負担が減りました。ということで今回の記事はここまでにします。

ノートパソコンの買い替え検討会

 皆さんこんにちは、シグノです。今回は私のパソコン環境の見直しと買い替えの検討が主な内容となっています。現在2台で運用していますが、これを1台で賄うにはどうすればよいか、検討していきたいと思います。

1. 買い替える理由

 まず買い替える理由ですが、パソコン間でデータを行き来するのが面倒なのと、どうせなら持ち運びができてゲームも少しくらいならできる、USB-PDに対応したノートパソコンを欲しいと感じたからです。私は現在、ThinkPad X13 Gen1 (AMD)を持ち運び用に、Raytrek R5-RL6をデスクトップ代わりのゲーム用に使用していますが、これが結構めんどくさいんです。例えば動画編集をするとき、外ではThinkPadで、家ではRaytrekでやっていると、データの移行が面倒でリンク切れを起こしたりしてしまいます。そのデメリットを補ってなお余りあるメリットがあればいいのですが、現在エンコードをしなければどちらのパソコンでも快適さにあまり差がないように感じました。

 また、Stable DiffusionはRaytrekでないとまともに使えない(ThinkPadだと1枚当たり10分くらいかかる一方で、Raytrekなら10秒くらいで生成できる)ので、このためだけにパソコンを変えるのが面倒だと感じるようになってきました。

 そこで私が目を付けたのは14インチモバイルクリエイター向けノート。これなら私の望みをかなえてくれると思いましたのでこちらを検討することにしました。本当はペン対応だとなお嬉しかったのですが、Surfaceくらいしか見つからなかったのでこれは諦めます。

2. パソコンの条件

 こちらが私がパソコンに求めるスペックになります。

  • CPU:なんでもいい
  • GPU:RTX3050以上
  • メモリ:交換可能(32GBに換装予定)
  • ストレージ:交換(増設)可能(2TB M.2 SSDを搭載したい)
  • USB-PD対応
  • Thunderbolt4対応
  • 14インチ(15.6はきつい)
  • 2kg未満(1.5kgを切るとなおよい)
  • 20万円以内

このように、軽くて便利なノートパソコンを探しています。ただ、メモリが換装可能で軽いノートパソコンを探してみると、意外とマウスコンピュータ以外が見つかりません。なので、今回の記事ではマウスコンピュータのDAIVシリーズ中心で考えてみようと思います。次の章からは、私が見つけた候補を記していきます。

3. パソコンの候補

3.1 DAIV S4-I7G50CB-A

 まず一つ目の候補はDAIVシリーズのエントリーモデルです。CPUがi7-1260Pとほかのものに比べて弱めですが、15万円という価格の割に軽量・薄型・RTX3050搭載といったところがウリの高コスパモデルです。メモリの交換にも対応しており、拡張性の高いモデルとなっています。

 一方、欠点としては他のDAIVシリーズと比べて重め(1.44kg)であり、バッテリー駆動時間が短め(約8時間)であることも挙げられます。

www.mouse-jp.co.jp

3.2 DAIV R4-I7G50WT-A

 二つ目はDAIVの白色モデルです。DAIV Sシリーズとの違いは筐体のデザインとCPU、LAN端子の有無です。CPUにi7-12650Hを採用しており、i7-1260Pの1.4倍のpassmarkスコアを持っています。ただ、キーボードが私の用途に合わない(音ゲー用に右Altキーが欲しい)ため、候補にはなりませんでした。

www.mouse-jp.co.jp

3.3 DAIV Z4-I7G50SR-B

 三つ目はDAIVの軽量ハイエンドモデルです。こちらはCPUにi7-13700Hを採用しており、性能の高さはトップクラスです。また、重量が軽く(1.32kg)、バッテリー駆動時間も非常に長くなっています(約18時間)。

 欠点としては値段の高さが挙げられます。2023年7月現在では約23万円と、32GBメモリを採用しているとはいえ非常に高価です。予算は20万円なので、これも除外します。

www.mouse-jp.co.jp

3.4 ASUS Vivobook 14X

 こちらはASUSのノートパソコンです。メモリが交換できないほかのメーカーとは違い、こちらのノートパソコンは8GBオンボード+8GB SODIMMを採用しており、32GBメモリを購入して増設することができます。一方、端子の数が少ないことが気になります。

www.asus.com

4. まとめ

 このように、私は新しいノートパソコンを検討してみましたが、結局、「DAIV S4-I7G50CB-A」にすることにしました。理由としては、これが価格と性能のバランス、必要な性能を満たしているかどうかに関してちょうどいいと感じたからです。

 とりあえず現在使っているノートを売って資金の足しにしようと思いますが、ThinkPad X13 Gen1:6万円、Raytrek R5-RL6:18万で売れるように頑張りたいと思います。まずはR5-RL6から売ろうと思いますので、欲しいと思ってくれた方はぜひとも購入のほど、よろしくお願いします。

【Raytrek R5-RL6】キーボードと騒音に耐えれば全然あり、実際に1週間使用して気づいたことレビュー

 皆さんこんにちは。最近23時寝6時起きを心掛けているシグノです。

 先日、ドスパラのクリエイター向けノート、Raytrek R5-RL6を購入しました。使い始めてしてからおよそ1ヶ月経過しましたのでレビューしていきたいと思います。良いところと改善してほしいところ、ここは選ぶ際に気を付けたほうがいいところを順序立ててレビューしますので、検討中の皆様、パソコン選びに苦心している皆様はぜひともご覧ください。

1. 結論:キーボード・騒音以外は高水準なパソコン

 まず結論を簡潔に述べさせていただきますと、「キーボードの特殊配置とゲーミングノート特有の騒音、ACアダプター運用が許せるなら23万円払う価値はある」と感じました。それでは、スペックから見ていきましょう。

2. スペック

OS Windows11 Pro Hyper-v
セキュリティソフト ノートン30日無料 要らないけどついてくる
CPU i7-13700HX (16C/24T) i7-12700と同等らしい
グラフィック Geforce RTX 4060 8GB 軽いゲームには十分
メモリ 32GB DDR5-4800 動画編集に必要
SSD 1TB M.2 Gen4 2スロットあるので増設した
ディスプレイ 15.6インチWQHD @165Hz 見た目は普通、作業領域は広い
端子 Thunderbolt4 ×1 USB3.2 Gen2 ×1 USB3.2 Gen1 ×2 マイク端子 ヘッドホン端子 HDMI2.1 ×1 SDカードリーダー (UHS-I) 必要十分
LAN 2.5Gbps有線ポート Wi-Fi 6E対応 AX211NGW 100Mbps環境の私には過剰
WEBカメラ HDカメラ (IR対応) FHDに対応してほしい
電源 5.1時間バッテリー 230W ACアダプター 電池はもたない

  こちらが詳細なスペックになります。CPUにi7-13700HXを採用しているモデルはこれ以外に存在しないので(2023年6月現在)、そういう意味で価値のあるモデルだと思います。

3. 早くて安い、けど送料はかかる

パソコン本体の箱。ただの段ボール。

 今回はパソコンのみ注文しましたので、Raytrekの箱 in Raytrekの箱で届きました。注文してからおよそ2,3日ほどで届きました。BTOパソコンとしては非常に早いので、早めにパソコンを使いたい人はドスパラをお勧めします。(ただし、送料3300円がかかります。)

内容物と梱包。

 箱を開けますと、中にはACアダプターとパソコン、パソコン初心者向けの説明書が入っていました。梱包は固めのスポンジで、結構しっかりしています。

R5-RL6の天板。私はかっこいいと思います。

 パソコンは袋に入っており、取り出すとアルミ天板を採用したこのパソコンが現れました。デザインの点では、ゲーミングノートっぽくない無難な感じで私的には結構好みです。キーボード周辺はプラスチックですが、高級感はあるのでいいと思います。

 キーボードの配置は、ちょっと微妙だと感じました。文章を入力するときは特に問題ありません(ちょっと句読点のあたりが窮屈ですが)。ただ、テンキーの右にEnterキーがあればもっと使いやすかったと思いました。

独自設計のキーボード。打ち心地はそれなり。

4. キーボード以外は完璧なハードウェア

 先ほど書きましたが、R5-RL6を語るうえでまず外せないのはキーボードです。結構独自配置が多いため、テンキーのあたりが特に使いにくいです(上の画像を参照)。通常のフルサイズキーボードだと0はテンキー右下に搭載されていますが、これは真下に搭載されているので非常にミスタイプを連発します。慣れの関係なのかもしれませんが、複数のパソコンを使う私みたいな人は気を付けましょう。

【追記】

 1か月ほど使用してキーボードには慣れてきましたが、今度はキーを打っている際にタッチパッドが反応して気になるようになりました。タッチパッドの左上部分を2回タッチすると操作が無効になるので、私みたいにマウスを使う人は問題ないでしょう。

 次に端子類について説明します。パソコンを開いた状態で画面の向こう側にUSB-C、HDMI2.1、2.5GbpsLAN、ACアダプター端子があります。USB-CはThunderbolt4に対応しており、拡張性はバッチリですが、正直使っていません。これならUSB-Cの代わりにminiDPを搭載したR5-RL5でもいいかもしれません。


 左側にはUSBが2つとオーディオ端子があります。右側にはUSB1つとSDカードリーダーがあります。USB-AはすべてUSB 3.2 Gen1以上に対応しているので、速度には問題ありません。SDカードは今の時代、カメラを使わなければほとんど使いません。

 裏面は+1ねじで止められており、封印シールはありませんでした。開けてみるとわかりますが、メモリとストレージは交換、増設ができます。私は2つ目のストレージにMonster Storage製の2TB M.2 Gen4 SSD(購入価格12480円)を増設して使っていますが、今のところ問題はありません。保証が切れるのか気になる方はサポートに連絡してみてください。

5. ソフトウェア

 Windows11のセットアップを済ませてみたところ、Raytrek用のソフトである「Control Center」と「Creative app」、「NVIDIA Control Panel」がインストールされていました。Control Centerはキーボードのライティングを設定したり、電源モードを変更したりできますが、一度設定したらあまり使うことはありません。どちらかというと、Creative appでイコライザを調整することのほうが多いと思います。

6. 一週間使用した感想

6.1 性能:問題なし

 まずはCPUやGPUの性能について感想を述べていきます。まず使っていて思ったのは、「i7-13700Kほどには感動は無いが、速度に不満は無い」ということです。passmarkなどの値は非常に高いのですが、ノートPCという制約上、全開で動くことはほとんどありません。また、Wi-fiBluetoothなどの設定を行うタスクバー右下部分をクリックするとちょっと固まることがあるのが気になっていますが、これは個人差なのかな?

 GPUはRTX4060を搭載しており、体感ではGTX1080と同等くらいに動きます。ディスプレイがWQHDなのでフルHDよりも負荷が高いですが、大抵のゲームは設定次第で十分快適に動かせます。ただ、ゲームをしているとキーボードが熱くなってくるので長時間のプレイ時は外付けのキーボードやゲームパッドをお勧めします。

  メモリは裏で作業をしながら使う人なら32GBはあったほうがいいですね。(現在14.3GB使用中)

6.2 画面:なめらかで、動画編集向きの解像度

 先ほども述べたようにディスプレイはWQHDの165Hz、sRGBカバー率99%のものが搭載されています。解像度が高いので、文字のドット感が無くて使いやすいです。色は正直ThinkPad X13 Gen1と違いが判りません。どうしてもきれいな画面がいいなら有機ELや光沢液晶を搭載したパソコンを選ぶべきですね。

6.3 携帯性:持ち運びたくはない

 パソコンの重量は2.2kgとそこまで重くない(個人の感想です)ですが、600gのACアダプターが後述の通り必須なので携帯性は高くありません。パソコンを携帯したいならUSB-PD対応のパソコンを使いましょう。ACアダプターのケーブルはデスクトップのものと同じなので、AINEXの極細電源ケーブルを買って取り替えてもいいかもしれません。

 電池持ちはそこまで期待しないほうがいいと思います。あくまで無停電電源装置や移動中の軽い確認程度に用いて、普段は電源に接続するといいでしょう。

7. ベンチマーク

最初から入っているCFD製1TB SSD

Monster Storage製2TB M.2 SSD

Cinebench R15:2408(マルチ)、258(シングル)

Cinebench R23:15457(マルチ)、1760(シングル)

FFXV ベンチマーク:13558(フルHD、標準品質)

・ブルプロベンチマーク:17402(フルHD、最高品質)

 

8. 総評

 ここまでレビューして全体的に言えることは、「確かに性能が高くてゲームにも使えるクリエイターノートだが、R5-RL5でも十分な気がする」ということです。こうやって考えますと、ハイスペックなクリエイターノートをメモリ32GB、20万以内でリリースしたサードウェーブはさすがですね。現在使っているThinkPad X13 Gen1 (AMD)の2倍の性能で2倍の価格なので、R5-RL6もコスパという面ではいい方ではないでしょうか。

ということで、私のおすすめ度は8/10点です。やっぱりノートパソコンに24万は高すぎる気がします。15万くらいでRTX3060搭載ノートを買うほうがお勧めです。

 

【Raytrek R5-RL6】デスクトップは卒業しました!完全無欠なノートパソコンを選んだ話

 皆さんこんにちは。昨日注文して発送通知が待ちきれないシグノです。本日は皆さんに私が購入した「Raytrek R5-RL6」の素晴らしいポイント、そうでもないポイントなどを紹介していきたいと思います。…、はい、ただ待ちきれないのでレビューを読みまくろうと思っていたんですが(商品を買った後の日課)、このノートパソコンはまだ発売してから1か月ほどしか経過していないので、あまり情報がありません。ですので、届く前になぜこのパソコンを選んだのかを皆さんに伝えられたらと思ってこちらの記事を書くことにしました。ということでご覧ください。

構成保存クーポンは必ず使いましょう。

1.仕様

・CPU:i7-13700HX (16コア24スレッド、5.00GHz)

GPU:Geforce RTX4060 8GB Mobile

・メモリ:DDR5-4800 32GB (SODIMM)

SSD:M.2 NVMe Gen4 1TB (空きスロット1)

・ディスプレイ:WQHD 15.6インチ (sRGBカバー率99%)

 

 以上のように、このパソコンはデスクトップと同じくらい高性能になっています。CPUには「i7-13700HX」を搭載しており、デスクトップ用のi7-12700と同等のマルチスレッド性能を持っています。

性能比較(Technical City様より)

また、GPUに用いられている「Geforce RTX 4060 8GB」はデスクトップ用ビデオカードGeforce RTX 2070」と同等の性能があり、PS5世代のゲームにも十分対応できます。(ただしベンチマークでの差のため、実使用での使い心地は不明)

性能比較 (RTX2070 VS. RTX4060 モバイル版)

 さらに優れているのはディスプレイです。ほかのBTOパソコンではフルHDを搭載している商品が多い中、こちらはWQHDを搭載しています。発色も鮮やかで、画像編集の仕事にも何とか使える性能があります。ただ、本当に仕事に使うならキャリブレーション済みの高級モニタを買うことをお勧めします。

公式サイトより

2.購入のきっかけ

 私がこちらのパソコンを購入したのは、これまで使っていたデスクトップパソコンをノートパソコンに置き換えようと思ったからです。i7-13700KとRTX3070を搭載したパソコンを使っていましたが、私の生活スタイルにはデスクトップよりもノートパソコンの方が適していると思ったのでパソコンを売却して今回のパソコンを購入することにしました。

デスクトップの内部

 現在はメインとしてThinkPad X13 (AMD)を使っており、普段使いでは問題ありません。ただ、私が最近ハマっているStable Diffusionをするのには明らかに性能不足です。   GTX1080では10秒弱で1枚生成できるのに対して、ThinkPadでは100秒以上かかります。ですので、私はこちらのパソコンを購入することにしました。

生成した画像の成功例 (15枚に1枚くらい出てくる)

3.価格

 Raytrek R5-RL6の価格はメモリ16GB構成で22万ぐらいになります。ドスパラではどのパソコンでも3300円の送料がかかりますので気を付けましょう。私が購入していたのはメモリ32GB、OSにWindows11 Proを搭載したモデルです。Pro版は仮想環境を構築することができるので、余っているWindowsXPのライセンスを使ってレトロゲーム用環境を構築しようと思っています。

4.まとめ

 いつもより短い記事になってしまったような気がしますが、今回の内容は以上になります。ドスパラ様で販売中の「Raytrek R5-RL6」ですが、おそらく夏ごろにセールが行われると思いますので興味のある方は検討してみてはいかがでしょうか。届き次第詳細なレビューもしていきたいと思いますのでよろしくお願いします。

www.dospara.co.jp

【2023年3月版】お勧めのノートパソコンをメーカー別に考えてみた

 皆さんこんにちは。来月から大学2年生のシグノです。

 今回はみなさんにお勧めできるコスパの高いノートパソコン(ゲーミング用途を除く)をメーカー別で紹介します。といっても画面サイズは人によって好みが違うと思われますので、主に持ち運びと作業効率のバランスを考えて14インチ前後で選びたいと思います。値段は直販ページの価格を基に掲載しているので、他のショップでは値段が変わる可能性があります。

1.パソコンを選ぶポイント(カッコ内にはパーツの役割が書かれています)

 お勧めのパソコンを紹介する前に、パソコンを選ぶときのポイントを説明したいと思います。一番重要なポイントとしては、「必ず新品で販売されている商品を選ぶ」があります。中古のパソコンは安く、お買い得なものもありますが、良い性能の製品を選ぶのが難しくなります。公式サイトはサポートも充実しているので、最初にパソコンを選ぶ時には新品を選びましょう。

1.1 CPU(パソコンの処理速度) : intel i5-1235UまたはRyzen 5 5625U

 まずはCPUが「intel i5もしくはryzen 5」以上であることを確認しましょう。目安としては、

  • Celeron, AMD ~e : ネットサーフィン用(快適ではない)
  • intel i3, Ryzen 3 : 実用上問題はないが、搭載パソコンが少ない
  • intel i7, Ryzen 7 : 快適だが、値段が高い(15~25万円くらい)

となります。

1.2 メモリ(一度に起動できるソフトの数) : 16GB

 現在の主流は8GBですが、5~10年使うことを考えると16GBを選んでおいた方が安心です。目安としては、

  • 4GB : ブラウザを開くと足りなくなる。
  • 8GB : 必要十分だが、余裕はない
  • 32GB : 動画編集には必要

となります。

1.3 ストレージ(保存できるデータ量) : 512GB

 ほとんどの人には512GBで十分です。足りなくなったら外付けストレージを購入しましょう。目安としては、

  • ~64GB : 基本的に上級者専用。アップデートすらままならない。
  • 128GB : ファイルはクラウドを使えばこれでもOK
  • 256GB : 写真や音楽、動画を保存していると足りなくなる
  • 1TB : 一般的な用途では10年もつが、値段が急激に上がる。

となります。

1.4 画面サイズ : 持ち運ぶなら12~14インチ、据え置くなら15~16インチ

 画面サイズは持ち運びやすさと使いやすさに関わるので、上記のように考えておくといいでしょう。

1.5 解像度 : 1920×1080以上

 最低でもこれくらいは欲しいところですが、業界の標準的な解像度が1920×1200なので問題はないでしょう。解像度が高いと動画編集やMicrosoft Excelがやりやすくなります。

1.6 その他 : USBが3ポート以上、タッチパネル対応、指紋認証

 これらは「あると便利」な機能です。あると作業が快適になりますが、無くても問題はありません。タッチパネルはあった方が操作しやすくて良いと思います。

2. お勧めのパソコン:メーカー別

2.1 Lenovo IdeaPad Flex 5 gen 8 : ¥99,800

www.lenovo.com

 まずは世界トップクラスのシェアを誇るLenovo社の「IdeaPad Flex 5 gen 8」です。特徴としては、今回紹介するパソコンの中で一番安く、全ての条件を満たしているところです。ペン入力にも対応しており、画面を専用のペンで描くことでメモをとることができます。ただ、モデルが複数あるので、「メモリ16GB, Ryzen 5 7530U」搭載モデルを選びましょう。同社のThinkPadもお勧めですが、性能の割に値段が高いことが多いので、こちらのモデルを紹介させていただきました。

2.2 Dell Inspiron 14 2-in-1 : ¥133,980

www.dell.com

 次はビジネスでよく使われるDell社の「Inspiron 14 2-in-1」です。型番の中の「2-in-1」とは、ノートパソコンとしても、タブレットとしても使えるという意味があります。こちらもタッチパネルを搭載しており、使いやすさに長けています。CPUに「Ryzen 7 5825U」を搭載しており、性能も申し分ないです。こちらも複数のモデルがありますので、メモリを16GB搭載したモデルを選びましょう。タッチパネルが要らないなら「Vostro 3425 : ¥70980」もお勧めです。

www.dell.com

2.3 HP Pavilion Plus 14-eh スタンダードモデル : ¥169,400

h20547.www2.hp.com

 こちらは少し値段が高めですが、セールなどで13万円ほどで購入できます。こちらは性能も非常に高く、クリエイター用途に向いたパソコンとなっています。パソコン選びでどうしても間違えたくない・後悔したくないならこちらを選びましょう。(ただ、公式サイトだと送料が¥3,000かかります。)

2.4 富士通 LIFEBOOK WU2/G2 : ¥209,800

fmv.fccl.fujitsu.com

 こちらのパソコンは性能はそこそこですが、重量が736gと非常に軽くなっています。国産メーカーに魅力を感じる人やデザインが好きな人にはお勧めできます。

3. まとめ

 今回は私のお勧めのノートパソコンについて紹介しました。比較的お買い得な商品を選んだのでここに載っていないメーカーもありますが、「このメーカーではどの商品がお勧めですか?」といったコメントをして頂ければ丁寧にお答えしますので気になったらコメントをお願いします。

【Apple MacBook Pro (mid-2012)】ジャンクMacにmacOS 10.15 Catalinaをインストールする

 こんにちは。格安なジャンク品を復元することにハマっていますシグノです。

 今回の記事では、10,800円で購入した『MacBook Pro 13inch (mid-2012)』を、余りパーツを使って2023年現在でも使えるスペックにアップグレードしたのでその経緯を書きます。

本体と付属品

 

アップグレード前の構成

  • CPU : intel i5-3210M (2.50GHz, TurboBoost時3.10GHz)
  • RAM : Elpida DDR3-1600 2GB×2枚
  • ストレージ : SUMSUNG 500GB 5600rpm HDD

アップグレード後の構成

  • CPU : 同上
  • RAM : Crucial DDR3-1600 8GB×2枚
  • ストレージ : Sandisk 500GB SSD

 

 

1.購入の経緯

 先週大須商店街に行った時に、ショップインバース(ツクモの奥にある主に中古ノートパソコンを販売している店)のジャンクコーナーに今回購入したMacBookが置いてありました。少し汚れていましたが、確認したところ正常に起動できましたので購入しました。(中古のノートパソコンを購入する際は、ストレージやメモリの増設ができるかどうか、起動するかなどは調べておきましょう。)

2.商品の状態

 購入した時には本体が汚れていましたので、ウエットティッシュとメラミンスポンジを使用して汚れを落としておきました。

キーボード表面。使用上問題はない。

 角の凹みや筐体裏の傷はありましたが、対応機器を持っていないFirewareとThunderboltポートを除いて全ての端子が使用できました。また、内臓DVDドライブも正常に動作し、見たところ故障箇所は無いようです。

 キーボードにテカリがありますが、文字が消えていないのがさすがMacと言ったところでしょうか。

 付属品は充電器のみでしたので、後にも書きますがOSのインストールはインターネットに接続して行いました。

3.動作確認用にOS(OS X 10.9 Mavericks)のインストール

  まずは動作の確認をするため、OS X 10.9 Marvericksをインストールしました。基本的な手順としては、

  1. Command + Option + Rを起動時に長押しし、地球のマークが出てきたら離す(これで出荷時のOSがダウンロードできる)
  2. LANケーブルを差していない時は、Wi-fiの選択画面が出てくるので設定する
  3. 「ディスクユーティリティ」を選択し、インストールするディスクのパーティションを「Macintosh HD」1つのみにする(フォーマットはMac OS 拡張を選択)
  4. 「ディスクユーティリティ」を終了し、「OSの再インストール」を選ぶ
  5. 画面の指示に従い、インストールをする

インストール時間はおよそ1時間~2時間ほどになりますので、インストールが中々進まなくても焦らずに待ちましょう。

4.RAMの増設、ストレージのSSD

 先ほどのセットアップでこのMacBookが正常に動くことがわかりましたので、ロマン(と実用)のためにメモリを増設してSSD化をすることにしました。

 裏蓋を開けると、中はこのようになっています。HDDを外すまでは普通の精密ドライバー(+1.5程度)でできますが、HDDについている固定用パーツを外すのには特殊なドライバー(T6ドライバー)が必要になります。メモリは2GBのものが2枚刺さっています。今回魔改造する際に使用したパーツは、以下の二つです。

交換したパーツとHDD交換に必要なビット

 どちらも交換するのは難しくありませんでしたが、ここからが地獄の始まりでした・・・。

5.度重なるインストールエラー

 パーツを交換して最初にハードウェア診断(Dキーを押しながら起動)を行いましたが、出てくるのはメモリエラー。ただ、インターネット復旧は起動するので動作には問題ないと考え、このままもう一度OS X 10.9 Marvericksをインストールすることにしました。

 インストール後に初期設定をしましたが、セットアップをしていた時、一度パスワードを入力した後、パスワードの欄に「パスワード+セキュリティコード(数字6桁)」を入力する必要があったことに気づかず、昔のOSだとApple IDにサインインできないと勘違いしてしまいました。また、初期設定の時にサインインすると利用規約に同意できない不具合があるようなので、その際はサインインしないでセットアップするようにしましょう。

 この後、何度もmacOS 10.15 Catalinaのインストールを試みましたが、なぜか途中でインストールが止まって再起動したり、カーネルパニック(システムが再起動を繰り返して起動できなくなる)を起こしたり、リカバリをしようとしたらエラーが発生したりなど、最終的に解決まで2日かかりました。

6.解決策

 結局、私が試した中でうまく行った方法は以下の通りです。

  • メモリを8GB1枚だけにしてCommand + Option + P + Rを押しながら起動し、NVRAMをリセットする
  • Shift + Command + Option + Rを押しながら起動し、使用しているMacに対応した最新のOS復旧ツールをダウンロードする
  • ディスクのパーティションを作成する際に、APFSでフォーマットする
  • 手順に従い、インストールを行う

このようにしたところ、無事にインストールが完了し、macOS 10.15 Catalinaを導入することができました。もしOSがインストールできなくて困っている人はこちらの方法を試してみてください。

 macOSはインターネット上に多くの情報がありますので、困ったことやエラーコードなどが出た際には一度ググることをおすすめします。

7.導入したおすすめソフト集

 インストールが完了してからこの記事を書くまでまだ半日もかかっていませんので、現時点のおすすめできるソフトを紹介します。

7.1 Microsoft Edge

 まさかmacOSにもMicrosoftのソフトがあるなんて思っていませんでしたので、最初に見つけた時には驚きました。動作が十分に速く、特に気になるもっさり感などもありません。現在Edgeを使って執筆をしていますが、動画をピクチャインピクチャで見ながら快適に執筆できています。WindowsでEdgeを使っている人は是非とも使ってみてください。他にもChrome, Firefox OperaなどにもmacOS版があります。

7.2 Spotify

 Windows版と同じインタフェースでアプリを使うことができるので簡単に使うことができます。特にそれ以外に目立った特徴はありませんが、Androidユーザーの私としてはスマホで作成したプレイリストを使うことができて助かります。

8.まとめ

搭載バッテリー(充電カウント711回)

 今回はジャンクで買ったMacBook Pro 13inch (mid-2012)を、現在でも使える性能にアップグレードしました。インストールの際にはとても苦労しましたが、そのおかげでメモリを16GBにして動作を快適にすることができました。次回の記事では、「10年Windowsを使ってきた人がMacを使って思ったこと」について書きたいと思いますので、よろしければ次回もご覧ください。

【悪質サイト】怪しいECサイトにご注意を

 皆さんこんにちは。早くMDR-1AM2が届いてほしいシグノです。

 今回は先日店頭で気になった『Bose QuietConfort 45』について調べていたところ、あるサイトに辿り着いたのでその詳細について語ります。

1.悪質な通販サイトとは

 まず私が言う「悪質な通販サイト」とはどんなものなのか述べておきますと、

  • 話題の商品や人気の商品などを安めの価格で販売する。
  • 商品画像は他のサイトからパクったものを使用している。
  • クレジットカード情報や銀行口座の情報を盗み出す。
  • 会員登録をさせて個人情報を手に入れる

などを行うサイトのことを呼びます。一見お得そうな穴場サイトのように見えますが、購入手続きをしてしまうと上記のような被害に遭う可能性があります。それでは、次の章では私が発見したサイトについて紹介します。

2.悪質な通販サイトの例

トップページ。よくある通販サイトのように見える。

 こちらが件のサイトとなります。一見普通そうな見た目ですが、商品名のところに着目してください。

商品の一覧。どことなく怪しい?

ここで見ていただきたいのは、商品の名前と価格です。商品の名前を見ると、やけに区切れが多いのがわかりますでしょうか。商品画像も素人が撮影したようなものとなっています。価格に関しても、同じくらいの価格帯(約7000円)が並んでいます。ここまで見て、「これってフリマサイトみたいだ」と感じた方もいるでしょう。私はそう感じ、ここで販売されている商品が他のサイトに出品されているか調べることにしました。

サイト内の商品ページ。

ここで目をつけたのは商品番号です。メルカリのURLには「/m0000000~」というように商品ごとの番号が割り振られているので、このページに書かれている商品番号から小文字のm以降の部分を貼り付けてメルカリのページに飛んでみると…、

あの商品と同じ画像の出品ページ。

やはり出てきました、同じ商品画像の出品ページ。これで件のサイトは完全に黒であることがわかりました。

 次に、このサイト内にある「会社情報」というページを見ると、ある会社の名前と住所、代表者の名前が出てきました。(流石に画像は載せられませんが)会社名をGoogle検索にかけてみると…、出てきません。検索結果も0件です。次に調べてみようと思ったのは代表者の名前。人物名が出てこないことはまずありえないので、こちらで検索したら何かしら情報が出てくるのではないかと調べたところ、出てきたのはとある楽天市場の出品者情報。そこには検索した人物名とともにあのサイトに載っていた住所が!!楽天市場の方は自動車関連のパーツを販売していたので、関連性はありません。

 これでこのサイトは悪質なサイトであることがわかりました。執筆に必要な画像を撮影してタブをそっ閉じしました。

2.悪質な通販サイトの問題点

 こちらに関しては箇条書きで簡潔にまとめさせていただきます。

  • 商品は絶対に届かない!届いたとしても偽物かも?
  • 被害は払った金額に留まらないかも!
  • 個人情報が知らないところまで流出する!

これらが起こる可能性があるので、絶対に検索しても評判が出てこないサイトでは購入してはいけません。それでは、どのようにして悪質サイトを見分けるのかについて説明します。

3.悪質な通販サイトの見分け方

 こちらに私が今回行った見分け方をまとめて載せておきます。

  • 日本語がおかしくないか?
  • トップページに不自然なところはないか?
  • 商品画像の使い回しは行われていないか?(特に個人が撮影したような茶色の机やフローリングなどが写り込んだ画像)
  • サイトの名前を検索して評判などが出てくるか?
  • 会社情報のうち、会社名を検索して結果が出るか?(結果が出ない=そんな企業は存在しない)
  • 代表者、住所などにおかしいところはないか?(Google マップで検索するなど)

これらを一つでも満たさないサイトは使わないほうがいいです。

4.まとめ

 ここまでこのページを読んでくださり、誠にありがとうございます。私は長い間インターネットを利用しており、このようなサイトが有ることも知っていましたが、今回初めて実際に出会ったので記事にさせていただきました。皆さんは、このような悪質サイトに出会ったことはありますか?体験談などございましたら、ぜひともコメントの方をお願いします。また、感想などもコメントしてくださると幸いです。

 ということで、みなさんも良いインターネット通販ライフを!

5.蛇足

 こちらに例のサイトのURLを載せておきます。物好き以外はリンクを開かないことをおすすめします。

broncopulmin.melodyhour.online

また、今回取り上げたBOSEのヘッドホンも載せておきます。側圧が強すぎず柔らかいフィット感で音質も低音と高音のバランスが良くてノイズキャンセリング性能がWH-1000XM5レベルなのでぜひともチェックしてみてください。(公式の通販サイトなので安心です)

www.bose.co.jp